歴史の記事一覧

『源氏物語』で帝を通わせる　歴史を変えた二人の実像

リーダー論

歴史

2024年のNHK大河ドラマでは、紫式部を主人公とした「光る君へ」が放映される予定だ。すでに各地で「やまと絵」など平安時代にクローズアップした展覧会が企画…

「世界のビッグ3」連合艦隊の敗因に学ぶ巨大組織の寿命

リーダー論

歴史

組織

「企業の寿命は30年」とよく言われる。ならばグローバル企業（組織）の寿命は40年かもしれない――。かつて日本海軍の「連合艦隊」は日露戦争における日本海海戦…

幻の巨城、西軍瞬殺…「関ケ原の戦い」新説を読み解く

人材

リーダー論

歴史

慶長5年9月15日（西暦1600年10月21日）の「関ケ原の戦い」における新説が相次いでいる。東軍（約8万）の徳川家康が、石田三成らの西軍（約7万）を関ケ原（岐阜…

関東大震災からの復興　「支援外交」で進んだ産業国際化

リーダー論

歴史

防災

100年前の関東大震災は、日本が軽工業中心から重化学工業に移る過渡的な経済成長期に発生した。甚大な損害を被ったものの、長期的には新しい需要を生み出し、…

「地獄のインパール」が原点　ワコール・塚本幸一の哲学

マーケティング

リーダー論

歴史

日本に起業家が育たないと言われて久しい。ユニコーン企業（企業価値が10億ドル以上の未上場企業）は米国や中国より少なく、開業率も5%程度で欧米に見劣りする。

関東大震災100年　復興へ渋沢栄一が結束させた経済人

リーダー論

歴史

防災

M（マグニチュード）7.9の大地震が東京・横浜など首都圏を直撃した関東大震災（1923年9月1日）から100年。死者・行方不明者は10万人を超え、被害は国民総生産…

最後の海相・米内光政による非エリートのリーダーシップ

リーダー論

歴史

組織

今年も太平洋戦争が終わった「8月15日」が巡ってくる。日本がポツダム宣言を受諾し降伏した鈴木貫太郎内閣（1945年）で、決定的な役割を果たしたのが海軍大臣…

AI全盛時代の行く先　歴史家が提起するアナログな未来

AI

イノベーション

歴史

「Chat（チャット）GPT」のような対話型AI（人工知能）がリポート作成やストーリー構想を代行してくれるなど、昨今のデジタル化の加速はすさまじい。テクノロ…

ウクライナの教訓「戦争は始めるより終える方が難しい」

リーダー論

歴史

組織

ロシアのウクライナ侵攻から16カ月が経過した。ロシアの民間軍事会社ワグネルの反乱は、長期化した戦争によるロシア体制の亀裂を浮き彫りにした。一方、ウクラ…

「本能寺の変」で消滅　織田信長の貿易立国構想

リーダー論

歴史

組織

「本能寺の変」（1582年6月）は、天下統一を目前にした織田信長が明智光秀のクーデターで倒れた有名な事件だ。その真相は約440年後の現在も解明されていないが…

偉人の生成AIがアドバイス　気候変動から教育方針まで

ＡＩ

イノベーション

歴史

最近世間をにぎわせているものと言えば対話型の人工知能（AI）「Chat（チャット）GPT」だ。米オープンAIが開発した、チャットを自動で生成するAIである。すで…

ビジネスシーンに役立つ　英国紅茶文化とおもてなしの心

飲食

歴史

スキルアップ

よく知られるように、英国では紅茶が文化として根付いている。出張で英国に行くと、取引先も同僚も、仕事が一段落するたびに「Tea?」と聞いてくれる。こんな国…

ウクライナ侵攻、遠因は四半世紀前の独自通貨導入にあり

歴史

組織

経済安保

ロシアのウクライナ侵攻から 1 年、戦争は長期化が必至の情勢だ。1991 年の旧ソ連崩壊後、国民投票で 90%以上の賛成を得て独立したウクライナとロシアとの確執…

独立心と自尊感情…武士に学ぶビジネスパーソンの処世術

リーダー論

歴史

世界各国の歴史の中でも日本史がとりわけユニークなのは「武士」が長期にわたり政治・社会の中心を占めていた点だろう。中国や朝鮮半島で文官優位の社会が成立…

カネの匂いない企業人は失格か　年末年始にお薦め3冊

経営

人材

リーダー論

歴史

企業統治

年末年始は2022年12月29日から23年1月3日まで6連休を取得する人が多そうだ。例年よりやや短く感じるので、自宅でゆっくり過ごす読者も少なくないだろう。ビジ…

将来の「ポスト習近平」も強権主義か　中国史の必然

リーダー論

歴史

■「強権主義でない中国は中国らしくない」中国共産党の習近平（シー・ジンピン）総書記（国家主席）への権力集中が波紋を呼んでいる。5年後の党大会でも続投す…

国鉄の慢性赤字、分割民営化　荒波を受けた鉄道界

経営

歴史

交通

「鉄道は国家なり」からモータリゼーションへ――。1964年（昭和39年）に国鉄の経営は赤字に転落し、以後膨らむ一方の巨大債務は日本全体を巻き込む社会問題とな…

日本の近現代史に足跡　「鉄道は国家なり」支えた人々

経営

歴史

交通

鉄道は国家なり――。近代化への必要条件として、1872年（明治5年）10月14日に鉄道が開通（新橋～横浜間）してから150年。経済発展、技術開発、政党政治、労働問…

「満州国」設立から90年　静かな関心を呼ぶ背景とは

イノベーション

リーダー論

歴史

今から90年前の1932年、中国東北部で「満州国」（～45年）が発足した。日本の軍国主義がつくり上げた傀儡（かいらい）政権で僅か13年間の歴史しかないが、最近…

家康はいつ小早川を裏切らせたか　関ケ原大論争が勃発

経営

リーダー論

歴史

1600年（慶長5年）9月15日の天下分け目の戦い「関ケ原の合戦」について歴史学者による論争が起きている。東軍率いる徳川家康が石田三成の西軍を関ケ原（岐阜県…