「令和」の時代を考える

200年前の光格上皇が「令和」の2019年に伝えた遺産

人材

4月30日に今上陛下は退位され、約200年ぶりに上皇が誕生する。江戸後期の光格上皇（1771~1840年、天皇在位は1780～1817年）以来のことだ。光格上皇は、仁孝、…

「令和の新札」肖像を右側に描くワケ

人材

「令和の新札」に関心が高まっている。5千円の津田梅子の見本は、オリジナルの写真をわざわざ反転させて右側に描いたという指摘も出ている。なぜ日本の紙幣で…

「岩倉具視」も反転 知られざる紙幣史

人材

2024年度に発行を予定する新5千円札の津田梅子の肖像画に関し、「津田塾大学の写真を反転して使っているのではないか」との声が上がっている。同大所蔵の写真…

「お札に渋沢栄一」61年ぶりの復活当選

人材

財務省が2024年度に一新する1万円、5千円、1千円の紙幣（日本銀行券）に渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の肖像画を採用することが決まった。この中で渋沢栄一…

「令和」が専門家を驚かせた3つの理由

人材

新元号は「令和」（れいわ）に決まった。出典は「万葉集」で「非常に美しい、きれいな元号という最初の印象を持った」という山中伸弥・京大教授（有識者懇談会…

嘉徳、文長…新元号は未採用案から？

人材

次の元号は何になるのか、にわかに新元号の予想ブームが起きている。海外留学中の若者らの関心も強いようだ。漢字2字を使った難問中の難問。4月1日の発表を間…

元号案を2度ボツにした「最後の元老」

人材

新元号の発表まであとわずか。準備は最終段階に入っており、提出された候補から菅官房長官が3案程度に絞り込み、安倍首相が最終判断するという。ところで安倍…

庶民の世論が影響？　江戸時代の改元

人材

江戸時代は、一般の識字率が高いこともあって元号が多くの人々に使われた時代だった。江戸の幕府と京都の朝廷はきめ細かくやり取りし、元和（1615年）から慶応…

信長・秀吉・家康がこだわった「元号」

人材

朝廷の貴族に劣らず、武士も元号にこだわった。戦国時代に入ると元号の数は減少し、永正18年、天文24年、永禄13年など長期の年号が多くなった。戦乱の中で改元…

白熱の元号論議「難陳」が続いた1000年

人材

山中伸弥・京大教授や作家の林真理子さんら、新元号の「有識者懇談会」メンバーとされる人々は、4月1日に原案に対して意見を求められる。中国古典や国文学の大…

藤原道長が押し込んだ元号「寛仁」

人材

元号を決めることは、日本でも中国でも極めて重要行為で「時」を支配するのと同じ意味を持つと見なされた。だからこその天皇大権だったのだが、幼帝の即位など…

元号をレベルアップした平安京の天皇

人材

安倍内閣が4月1日に決定する、248番目の元号の選考過程が明らかになっている。事前に3案程度に絞り、有識者の「元号に関する懇談会」や衆参両院の正副議長への…

「元号」が21世紀まで続く3つの理由

人材

平成に続く248番目の新元号が、2週間後の4月1日に公表される。かつては中国やベトナムなどで独自の年号を使っていたが、現在も残っているのは日本だけだ。1300…