蟹江 憲史氏 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授(8日午後登壇)
蟹江氏は8日の「日経SDGsフォーラムシンポジウム」の中で午後に開かれるパネルディスカッション「次世代が担うSDGsのリアル」に登壇する。国連が23年にまとめる「持続可能な開発に関するグローバル報告書」(GSDR)の執筆メンバーである蟹江氏は22年9月のインタビューで「(SDGsに)先行して取り組む(企業の)メリットは大きい」と語り、日本企業がSDGsの達成に積極的に取り組むことを求めた。
SDGs取り組み、先行企業に利点 国際標準化に対応(22年8月29日公開)
永岡 里菜氏 おてつたび 代表取締役CEO(8日午後登壇)
永岡氏は8日の「日経SDGsフォーラムシンポジウム」の中で午後に開かれるトークセッション「自然や地域とのつながりを生む新たなビジネス」に登壇する。農家などを手伝いながら旅行できるサービスで注目を集めるスタートアップを立ち上げた永岡氏は、自身の「勇気のなさ」をヒントに、地域活性化の切り札とされる「関係人口」の増加につながる仕組みを開発したという。
全国各地お手伝いしながら旅行 「関係人口」の増やし方(23年4月26日公開)
清野 聡子 氏 九州大学大学院工学研究院環境社会部門 准教授(10日登壇)
清野氏は10日の「NIKKEI ブルーオーシャン・フォーラム」の中で午前に開かれるパネル討論「海洋プラスチック課題の最前線〜対馬の現状と企業が果たすべき役割」と、午後に開かれるクロージング討論「日本に期待される役割/途上国支援・リーダーシップ」に登壇する。清野氏は「世界の若い世代が現在進行形で水問題解決へのイノベーションを起こしている。日本の海岸には新たな商機が埋まっている」と説いた。
日本の砂浜・海岸にはビジネスチャンスが埋まっている(23年4月4日公開)
山本 雄万 氏 ウニノミクス 事業開発・渉外責任者(10日午後登壇)
山本氏は10日の「NIKKEI ブルーオーシャン・フォーラム」の中で午後に開かれるパネル討論「ブルーカーボン/Jブルークレジット」に登壇する。ウニノミクスはノルウェー発のウニの蓄養技術を活用し、地球温暖化につながる磯焼けの原因であるウニを採って食用に育てるビジネスモデルで世界的に注目を集めるスタートアップだ。山本氏は山口県長門市の水産加工会社と共同で22年11月、同市の島にウニを陸上で蓄養する世界最大の施設「KAYOI UNI BASE」を設立した。
世界が注目「ウニノミクス」の力 環境・地方創生の両得(23年4月19日公開)
花岡 和佳男 氏 シーフードレガシー 代表取締役社長 (10日午後登壇)
花岡氏は10日の「NIKKEI ブルーオーシャン・フォーラム」の中で午後に開かれるパネル討論「サステナブルな水産資源」に登壇する。花岡氏はインタビューの中で「水産経済や海洋環境保全、地域社会とともにサステナビリティーを実現する市場体制の構築が急がれている」と力説した。
「サステナブルシーフード」で水産業を成長産業に再生(23年3月6日公開)
本多 俊一 氏 国連環境計画(UNEP)国際環境技術センター プログラムオフィサー(10日午後登壇)
本多氏は10日の「NIKKEI ブルーオーシャン・フォーラム」の中で午後に開かれるクロージング討論「日本に期待される役割」に登壇する。本多氏はインタビューの中で「海の豊かさを守るために日本が寄与できることは少なくない。新たなスタートアップの創出にもつながる」と指摘した。
海洋プラごみ問題解決へ スタートアップ創出後押しを(23年4月28日公開)
近藤 倫生 氏 東北大学大学院 生命科学研究科 教授 (10日午後登壇)
近藤氏は10日の「NIKKEI ブルーオーシャン・フォーラム」の中で午後に開かれるパネル討論「海のビッグデータ活用」に登壇する。海や河川の観測ネットワーク「ANEMONE(アネモネ)」コンソーシアム代表でもある近藤氏は、「環境DNA」と呼ぶ先端技術を駆使した海洋生物のビッグデータ構築で「日本では 10 年代から目覚ましい発展をとげ、研究、技術レベルともに世界をリードしてきました」と語った。
世界の海洋生物保全 「環境DNA」活用で日本がリード(23年3月13日公開)
中島 さち子 氏 ジャズピアニスト・数学研究者・STEAM 教育者(10日午後登壇)
中島氏は10日の「日経こども未来経済フォーラム」の中で午後に開かれるパネルディスカッション「2050年のグローバルリーダーを考える」に登壇する。数学研究者・ジャズピアニスト・STEAM教育者と多彩な活躍で知られる中島氏は「創造性発揮の原動力となるのは、ほかでもない『好き』という気持ちだと思います」と述べた。
STEAM教育者の中島氏 万博で「創る学び」うねりに(23年2月11日公開)
スプツニ子! 氏 アーティスト・東京藝術大学デザイン科准教授・Cradle社長(12日午前登壇)
スプツニ子!氏は12日の「ジェンダーギャップ会議」の中で午前に開かれる対談「科学の分野から考える女性活躍プレークスルー」に登場し、女性の心身の課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」の最前線をテーマに対談する。法人向けにフェムテックを活用して多様な人材の活躍を支援するCradle(クレードル、東京・渋谷)を立ち上げた同氏は日本国内で「不妊治療や生理、更年期に悩む女性が多い」と指摘し、「女性個人は賃金格差などで悩んでいる。資金のある企業に支援してもらう方が、もっと早く、多くの女性が救われる」と強調した。