スーパー経理部長が実践する50の習慣

"普通に"話すと嫌われる経理のコミュニケーション術 前田康二郎氏

経営

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経営コンサルタントとして数多くの経理現場を拝見するようになって、あることに気づきました。それは、同じような経理の仕事をしているはずなのに、経営がうまくいっている会社とそうでない会社があるということです。これは一体どういうことだろう。ひょっとすると、経理社員の仕事の仕方にも、会社を良い方向に導く経理と、そうでない経理があるのかもしれない。本連載では、それを解明していきたい。

対外コミュニケーションを一番大切にする

会社での「コミュニケーション」の意味を、限定的なものとしてとらえている方が多い気がします。

会社員時代の私もよく、「前田さん固いなあ、もっと部下とコミュニケーションをとらないと」と肩をポンポン叩いてくる人がいて、「お気楽だなあ」と思ったことがあります。しかし今思えば、そのころの私は業務でミスが起こらないように経理部全体をまわすのが精一杯で、自分に余裕がなく、そんな様子を見て配慮していただいていたのだと反省しています。

コミュニケーションの方法は人それぞれ

当時の私にとってコミュニケーションとは、仕事上でのコミュニケーションであり、飲みに行ったり、ふざけ合ったり、雑談することがコミュニケーションだと言われるのは心外だと思っていました。今思えば確かに固いですね。

今も基本的な考えは変わっていませんが、ただ軽く雑談したり、仕事の後に一緒に食事をしたり飲んだりするのも、お互いが希望すればそれも大事なコミュニケーションの1つだと思っています。

ただ、コミュニケーションのとり方はいろいろあってよいのではないかと思います。日頃おとなしい人が飲み会で突然おどけて大騒ぎをしたら、周囲も驚くでしょうし、かえって本人にもストレスになってしまいます。お薦めの本があったら、その本について話してみたり、趣味の話をしてみたり、その人なりのコミュニケーションの方法を探ればよいのだと思います。

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