「爆買い」中国人に売る方法

買い物リストはスマホのSNSの中 CM-RC.com 中国市場戦略研究所代表、多摩大学大学院客員教授 徐 向東氏

営業

記事保存

日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。

日本ではいま、中国人観光客による「爆買い」が大きな話題となっています。ただ、中国人から見ると、日本企業の中国人対応は「間違いだらけ」です。中国人の消費性向や心理、行動を知れば、日本製品はもっともっと売れるでしょう。最新の事例を紹介しながら、中国人に売る方法をお伝えしていきます。

ガイドブックもカタログも見ない

中国人は、ガイドブックもカタログも見ない。雑誌類や小冊子もあまり効かない。そうなると、どうすれば中国人に情報を正しく伝達することができるのでしょうか?

答えはとても簡単です。スマホ上のSNS(交流サイト)を使えばいいのです。

日本に来て爆買いをしている中国人客は、東京では新宿と銀座、大阪では心斎橋に集まっています。日本の情報はまだ少ないので、買い物といえば、新宿、銀座、心斎橋ぐらいしか知らないからです。特に夜の新宿に行くと分かるのですが、昼間よりも外国人の数が多い。

街で飛び交う言葉に耳を傾けると、ほとんどが中国語です。夜の新宿はまさに中国人客に占拠されているような感じです。

彼らはほとんどドラッグストアに集まっています。よく見ると、多くの人はスマホの画面を一生懸命見ながら、買い物をしています。レジで並んでいる間にも、スマホをじっと見ているし、お店の外で家族や友人を待っている間でも、スマホをじっと眺めています。

何を見ているのかというと、「微信」という中国でいま、一番はやっているSNSです。日本で一番はやっているSNS「Line」の中国語版といえば、分かりやすいでしょう。

中国は口コミ大国。日本には月間30万~40万人の中国人が旅行に来ています。こうした人たちは、中国の中でも一番情報感度の高い人たちです。年齢は20~40歳代、会社でサラリーマンをやっています。この年齢層の都市部の富裕層と中流層は総じていえば、インターネット、最近はとりわけ微信といったSNSを使って情報交換をしています。

記事保存

日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。

営業

新着記事

もっと見る
loading

閲覧履歴

    クリッピングした記事

    会員登録後、気になる記事をクリッピングできます。