今回の悩める経営者:株式会社激安大魔王 代表取締役 氷湖 太郎 (41歳)
相談内容
先生! なんすか、この文書?
公正取引委員会? は? 意味わかんないすよ。
学級委員とか風紀委員とか教育委員会とか、その手のいわゆる「委員」関係って、昔からチョー苦手なんですけど。
やったら、漢字が多いんですが。ま、要するに「お前を調査する。聞きたいことがあるから、神妙に協力せよ」って書いてあるようなんです。
どうやら、私が経営しているガソリンスタンド・チェーンがガソリンを激安販売したことで怒られているようですが、ホント、ワケわかんないです。
いえね、社内の営業会議で「最近、ガソリン価格が下がってきたんで、ここは、いっちょ、日頃ご愛顧いただいているお客様への還元ということも含めて、シビレルくらいガソリンをやっすく販売する、なんてどうでしょうか?」と若手が提案したので、即決断、即実行ですよ。
でもね、安売りセールといっても、そんなちょっとやそっとの安売りじゃないですよ。私は、昔から中途半端が大嫌いで、やるなら、お客様もびっくりするくらいの、出血大サービスやってやろうと思いましてね。
原価とか気にせず、「出血覚悟、こんな値段で売っちゃったら、鼻血も枯れるんじゃね?」みたいな感じで、「期間限定! 円高還元! 炎のガソリン大セール! レギュラー1リットル50円!」の前代未聞の安売りセールスやってやったんです。
そしたら、もう、付近の道路が大渋滞になるくらい、わんさかお客さんやってきちゃったんですが、どのお客さんも皆大喜び。「庶民の味方」「価格破壊の神様」とか大絶賛の嵐ですよ。
そりゃね、客を盗られた、そこらへんの零細競合店からブースカ言われましたが、「客喜んでんのに、何言っちゃってんの、この、アッポーペ~~~ン」って感じでガン無視しました。
この公正取引委員会って連中、バカなんすかね?「安く売ったらいかん。高く売れ」ってことを、暗に言ってんでしょ。安売りして、何が、悪いんですか? 意味わかんない。ほっといていいですよね?
相談内容
先生! なんすか、この文書?
公正取引委員会? は? 意味わかんないすよ。
学級委員とか風紀委員とか教育委員会とか、その手のいわゆる「委員」関係って、昔からチョー苦手なんですけど。
やったら、漢字が多いんですが。ま、要するに「お前を調査する。聞きたいことがあるから、神妙に協力せよ」って書いてあるようなんです。
どうやら、私が経営しているガソリンスタンド・チェーンがガソリンを激安販売したことで怒られているようですが、ホント、ワケわかんないです。
いえね、社内の営業会議で「最近、ガソリン価格が下がってきたんで、ここは、いっちょ、日頃ご愛顧いただいているお客様への還元ということも含めて、シビレルくらいガソリンをやっすく販売する、なんてどうでしょうか?」と若手が提案したので、即決断、即実行ですよ。
でもね、安売りセールといっても、そんなちょっとやそっとの安売りじゃないですよ。私は、昔から中途半端が大嫌いで、やるなら、お客様もびっくりするくらいの、出血大サービスやってやろうと思いましてね。
原価とか気にせず、「出血覚悟、こんな値段で売っちゃったら、鼻血も枯れるんじゃね?」みたいな感じで、「期間限定! 円高還元! 炎のガソリン大セール! レギュラー1リットル50円!」の前代未聞の安売りセールスやってやったんです。
そしたら、もう、付近の道路が大渋滞になるくらい、わんさかお客さんやってきちゃったんですが、どのお客さんも皆大喜び。「庶民の味方」「価格破壊の神様」とか大絶賛の嵐ですよ。
そりゃね、客を盗られた、そこらへんの零細競合店からブースカ言われましたが、「客喜んでんのに、何言っちゃってんの、この、アッポーペ~~~ン」って感じでガン無視しました。
この公正取引委員会って連中、バカなんすかね?「安く売ったらいかん。高く売れ」ってことを、暗に言ってんでしょ。安売りして、何が、悪いんですか? 意味わかんない。ほっといていいですよね?